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住宅ローンを理解する

【住宅ローンとは】

 一般の方が住宅のような高額なものを購入する際に金融機関から

資金を借り入れる事です。身近なものでは、アクセサリーや車でも

ローンを組めますが、住宅ローンの特徴はその高額な費用のために

返済期間が数十年にも及ぶ事が挙げられます。

 

ですからよほどの資産家でもない限り、多くの方はこの住宅ローンを

利用します。最近では資産に余裕がある方でも全額現金で購入せず

半額やそれ以上の現金を頭金として残りをローンといったかたちをとる

方も多いようです。

 

またひと口に住宅ローンと言いましても、様々な形態があり、大別され

るのが、固定金利型と変動金利型、(のちに後述)に分かれます。

どちらを選ぶかで、将来的な損得が変わってきますので、住宅ローン

で最も重要なポイントになります。まずはそれぞれの特徴を知っておき

ましょう。

 

 

【固定金利型のポイント】

 住宅ローンの金利のうち、借入時の金利が返済終了まで続くものを

「固定金利型」、といいます。メガバンクやJA(農協)を中心とした一部

の民間住宅ローンや、証券化ローンである、「フラット35」、で採用され

ています。

 

当初の一定期間(10年が一般的)、より、それ以降の金利が若干高く

なる、「段階金利型」、というシステムも、固定金利型の一種です。

 

 

【変動金利型のポイント】

 「変動金利型」は、一定期間ごとに適用金利が見直されるもので、民間

の変動金利型では半年ごとに見直されるのが一般的です。(1年や3年

、5年ごと、といったタイプもありますが、ほとんど利用されていません。)

 

ただし、返済額は金利が変わるごとにではなく、5年ごとに見直し(再計算)

が行われます。また、見直し後の返済額には、直前の返済額の1.25倍

を上限とする規定(1.25%ルール)があり、たとえば現在の毎月返済額

が10万円である場合、6年目以降、次の5年間の返済額は、どんなに金

利が上がっても12.5万円となります。

 

公的融資の財形住宅融資でも変動金利型が採用されていますが、こちらは

5年ごとの金利見直しとなっています。「5年固定金利制」という紛らわしい

表現で紹介されていますが、五年ごとに金利と返済額が見直されますので

民間住宅ローンでいうところの「変動金利5年もの」と同じタイプと言う訳です。

 

ただし、財形住宅融資の場合は、金利変更後の返済額の上限が1.5倍と

なっている点には注意が必要でしょう。変動金利型の一種として人気が高い

のが「固定金利選択型」で、こちらは変動金利型をベースに、当初一定期間

については金利が固定されるというタイプです。

 

これも「固定」という文字が付いていますが、選択した一定期間が終了した後

は変動金利に戻る(あるいは再度、その時点の金利水準で一定期間の固定

金利を選ぶ)ことになりますので、将来的な金利上昇リスクがあるという点に

は注意が必要でしょう。

 

このほかにも、通常よりも金利が若干高い代わりに適用金利に上限がついて

いる「上限金利付」もありますが、ほとんど利用されていないのが実状です。